保険屋に未来はあるか?

保険業界ってどうなるんでしょうか?そんなことについて自分勝手な考えを淡々と呟くブログです。

金融サービスの提供に関する法律

昨年6月に法案成立していますが、まだパブコメに付されませんね。そもそも、なのか、立憲民主の海江田議員など政治家を通した抵抗の賜物なのか(令和2年5月27日 財務金融委員会議事録)、適当なところでお茶を濁しそうな感じですね。プラットフォーマーなど異業種から参入する業者は信用できねえ、なら最初からそう言えばその方たちも期待しなかったと思うんですけど。金融庁の腰砕け?も良いところ?

まぁ、この保険業界では、既存の販売業者=保険代理店はちょっとの間、息を付けますね。その分、危機感が浸透せず構造転換が遅れるような気はしますけどね。日本代協さんなどはプロ代理店に自動車保険の比率低下、損保他分野と生保営業への切り替えを推奨してますが、ビッグネームのプラットフォーマーが本気で来たら蹴散らされるでしょうから、改正法の対象商品限定は干天の慈雨、と言ったら言い過ぎでしょうか?

個人的には、販売業者に喝入れるためにも商品限定は極力少なくすべきだと思いますがね。そうはならないようですが、改正法を使いこなそうと考えていた業者さんも多少は文句言った方が良いですよ。附帯決議されていますからどうにもなりゃしませんが、元受も新たなチャネルが増えるのに何で抵抗したんでしょう?既存チャネルに対するポーズなのか?顧客や株主に対する背信行為になりませんかね。

http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/009520120200527017.htm