大陸は何処に向かうのか?
年に数回は靖國神社に参拝しています。私の伯父が居るのです。もちろん、顔は写真でしか見たことなく、今のように動画なんて残っていません。写真さえ数枚しかなかったような。
伯父は農学校卒業後、徴兵により満州に向かいましたが、昭和18年12月24日、哈爾濱の陸軍病院で戦病死しています。真冬の満州は寒かっただろうな、一家の大黒柱として期待されていただけに無念だったろうな、現代、何不自由なく生活している私でもいろいろな想いは浮かぶものです。だからこそ、靖國神社に参拝しています。ここに居る方々のお陰でいま私たちは生きていられる、そう思うからです。
今年の夏の終戦の日は激しい雨が降っていたこと、密にならないようにという呼び掛けもあったこと、等々の理由により翌16日の朝早く参拝させて頂きました。九段下駅から大鳥居に向かうときにふと見上げたら大鳥居の上に鷺かな?まるで伯父が「おい、待っていたぞ」とでも言うかのようにとまっていたのです。
大鳥居の下で一礼して振り返るともう居ませんでしたけど。そんな伯父が最後に見た満州はどのような処だったのでしょう。。。
大陸は何処に向かうのか?
いま、習近平の独裁が益々強まり、鄧小平が目指した世界から遠のきつつあるように思えます。大失敗のうえ、3,000万ともそれ以上とも言われる死者を出した毛沢東の文革を性懲りも無く繰り返すのでしょうか?チベット、ウイグルでの虐殺、香港の弾圧に止まらず、アリババへの介入、学習塾の制限?仮想通貨の禁止などなど共産主義への回帰を思わせる政策が日々色濃くなっています。いずれにしても日本も身構える必要が出て来ます。彼の国の「暴力」の実態は我々が想像できる範囲をゆうに超えるでしょう。話せば分かる、なんて世界観はありませんから。
私は大陸と強い関係がある企業の株式の売却を始めました。大陸に拠点をもつ企業経営者は被害者が出ないよう万全を期す責任があることをよくよく考えるべきでしょう。
ちなみに、伯父は哈爾濱で亡くなりましたが、その後、その部隊は戦況の悪化に伴い南方へ向かいました。その行き先はペリリュー島でした。