保険屋に未来はあるか?

保険業界ってどうなるんでしょうか?そんなことについて自分勝手な考えを淡々と呟くブログです。

イスラエルとパレスチナ

双方の論理を示し、最終的な判断は視聴者に委ねられているという面で良いメディアだと思う。 youtu.be youtu.be

売れる保険屋と売れない保険屋

保険会社も含めて保険屋さんと言われたりしてた、気がする。最近はどうだろう。保険が売れる売れないの差は商品に依存するのか、マーケティングに依存するのか?もちろん商品とマーケティングをキレイに切り分けて評価することなんて出来ないが、ざっくり言…

保険は変わったか

正確に言えば「保険販売の現場は変わったか?」になるかも知れない。もちろん、変わった現場はあるだろう。しかし、変わっていない現場だってあるはずだ。金融庁や財務局がどこまで保険会社による代理店監査の実態を把握しているか知る由もないが、あれほど…

ビッグモーター“保険代理”11月末で取り消しへ 金融庁が通知

鈴木金融相「経営管理体制が構築されておらず、適正な保険募集を確保するための体制整備も行われていない」 これ、保険会社へ向けた発言じゃないか?最低でも3年に1回は代理店監査をやるじゃん。保険業法改正から7年も経つのに乗合会社の一つも体制整備の…

金融庁は損保大手を「金融事業者リスト」に掲載するか?

タイトルが長いのはご容赦いただきたい。しかし、金融庁のスタンスが問われる話でもあり、結果がどうなるか興味がないと言えば嘘になる。 (日本経済新聞) 損保大手、契約者の損失回復急ぐ ビッグモーター不正〜(略)損保業界は2000年代、保険金の不払い問題で…

カテーテル?カルテル?

損害保険業界における価格調整の件は秋には一定の方向性を見るだろう。それが初秋なのか晩秋なのかは分からない。 どう転んでも業界にとって悪い方向にしか作用しないわけで、 いまの気持ちは暗澹たるものだ。 最近の報道では保険代理店にその原因を求めるよ…

酷い話

ビッグモーターの件は、広く世間に知られることとなり、中でも損害保険ジャパンは昨年夏に他の2社のスタンスに反して入庫を再開したこと、出向者の数が飛び抜けていることから特に批判を浴びる対象となっている。 みなさんは2006年の損害保険ジャパンに始ま…

マッチングサービス

「マッチングサービス」と言えばお付き合いの話かと思っていた。まぁ、そうでもないらしいと言うのが今日の話で、調べたわけではないので損保でもあるのかも知れないが、生命保険の分野で既に始まっている「代理店の募集人や取扱者を掲載し、AI を活用したデ…

さくら

今年も桜をみることができた。 九段から半蔵門の、近所の緑道の、公園の。 青空を背景にした満開の桜もよし、風に舞う桜もよし。 明日の命を考えずに、生きられることは有り難い。それを思い、もう一度散りつつあるさくらを観る。 敷島の大和心を人問はば 朝…

公的保険を補完するもの

いつの間にか先頭に押し出されたみたいな。そんな感じがしないでもない。何処かで深い議論があったようには思えないが、一昨年末に「公的保険制度に係る情報提供をすべきである」(正確な引用ではないですが)、概ねこんな感じの監督指針に改正された。 損害…

生命保険って難しい?

最近になって生命保険を売り始めた古い友人がぼやいてた。 友人「生命保険商品って保険会社ごとに違うじゃん。損保も違うけど生保の違いってさ、それを知らないと保険会社規定違反になって処分を受けるような場合もあるんだよ。知ってた?」 私「知らないよ…

ミサイル

日本がEEZ内にミサイルが着弾しても抗議しかしないなら相手は何の容赦もしないよ。こんな腑抜けの日本を作るために先人は血の滲むような苦労をしたわけでもないだろうに。 いざ子らよ 戦うなかれ 戦わば 勝つべきものぞ 夢な忘れそ 東郷茂徳 力を伴わざる主…

限界?

機関代理店とも言われる企業代理店の主力は損害保険である。その歴史は長いが一部の企業代理店を除き、態度だけは偉そうながら(親会社からの転籍組も多かったから)、業務的には保険会社の出先機関のような、言い換えれば保険会社に丸投げに近いことをやりつ…

神は細部に?

生命保険協会の代理店業務品質評価運営は細かい。損保側から見ると代理店自己点検を上回るあの細かさはちょっとやり過ぎ感がないわけでもない。あそこまでやるのであれば、大手生保の営業職員管理をもっと徹底した方が良いんじゃないかという気がしないでも…

代理店業務品質評価?

前回の更新からなんやかやと忙しく、気がついたら2ヶ月以上経ってしまった。もっとも、このように期間が空いたことで改めて解ったこともあって、まぁ、結果オーライではないか、と言い訳を言える状況にはなった。 さて、本年5月から代理店業務品質評価の運…

代理店業務品質評価?

保険業界に関係のない者から見て生命保険業界と損害保険業界で様々な取り組みが別個にされていることをどう思うだろうか? それぞれの業界で様々なガイドラインを策定しているが、それらについても目的は同じだとは思うものの書き振りは違う。そうならざるを…

企業保険分野でネット完結型は使える?

ネット完結型と言えば個人保険分野であって、企業保険分野では難しいのでは、という気がしていた。それは今でも変わらないものの、単純に保険契約するだけなら、それも相当程度こなれたシステム(&UI)からなら「有りかな」と思うようにもなって来た。あくまで…

戦争

ロシアがウクライナへの侵略を開始して4週間になろうとしている。思うに任せない戦況がプーチンによるロシア軍の何でもありの攻撃をエスカレーションさせている。結局のところ、力を信じる者に譲歩を重ねれば行き着くところは容赦ない破壊でしかないと、193…

DXというおまじない

この2〜3年? DXがバズワード化している。猫も杓子も「DX」だ。DXをどう定義するかにもよるが、いろいろな代理店さんの話を聞いている中では、それは単なるIT化だったりデジタル化だったりする。それでもやらないよりはマシだが、保険会社が本腰を入れ、社…

何してるんだろ

企業グループ内代理店のマーケットに対する考え方は保守的だ。自社が属する企業グループが伸長すればマーケットは増え、縮小すれば減る。自らマーケットを拡大する、といった考え方には(多くの企業代理店は)立たない。一つには、それでも代理店経営がなん…

成長戦略

経営戦略の本を開くまでもなく、企業に入れば年に1回くらいは「当社の成長戦略はー」と言った話が耳に入って来る。一般的に、と言ってもこれは私の理解だが、成長戦略とは売上高の拡大を目指し、さらに利益を積み上げることを目的とするものであって、まず…

2度目の敗戦・何故負け組に与するのか

日本は民主主義国家だし、法と秩序を重んじる国だと思っていました。隣の一党独裁、最近では個人崇拝すら感じさせる独裁者たちによるジェノサイドなんてものは絶対に容認しないと。 しかし、現実は異なるようです。命よりカネ。それが先の大戦で学んだことだ…

ゴールは見えてるか?

少しずつ、また、漸くという感じではありますが、日本国内においてもFintechやらがコンセプトから導入・活用段階に入ってきた感じがしています。 保険の世界では小さなことからコツコツと、なのかな?少額短期やEmbedded Insurance の分野で結構目にするよう…

保険代理店はリテール分野で生き残れるか

その2です。 保険代理店の競合はどこなのか?この様な質問をされたら保険代理店の方はどう答えるのでしょうね。保険代理店の規模によりますが、企業グループに属する代理店さんの企業保険分野を担当している方であれば「ブローカー」と答えるかも知れません…

保険代理店には2つある

そろそろ最寄りの駅に近づきました。 なので端的に述べましょう。保険代理店には2つの種類が少なくともあります。個人分野を中心とするものと企業分野を中心とする保険代理店です。困ったことに多くの企業代理店にはこの2つの分野が並立しているのです。だ…

保険代理店はリテール分野で生き残れるか?

「コロナ禍の功罪」とか言い始めるとしたら、途端に「ふざけるな、罪しかないだろう」と言われるのがオチだろう、と重々承知の上ではありますが、世の中的には「功」の部分をフューチャーされている方も結構いらっしゃる訳で。 金融サービスの世界は特にそう…

大陸は?

大陸の向かう方向が明らかになりました。まぁ既定路線のようなものですが、習近平の独裁が確定したということですね。一党独裁の国家に独裁者が君臨する。これって、鄧小平がヤバって感じて、そうならないように仕組んだのをぶっ壊してしまったという。ジェ…

大陸は何処に向かうのか?

年に数回は靖國神社に参拝しています。私の伯父が居るのです。もちろん、顔は写真でしか見たことなく、今のように動画なんて残っていません。写真さえ数枚しかなかったような。 伯父は農学校卒業後、徴兵により満州に向かいましたが、昭和18年12月24日、哈爾…

保険代理店はリテール分野で生き残れるか?

前回から随分と日が空きました。別に忙しかったわけでもなく、気付いたら9月も下旬になろうとしていました。ということで、空白の時間を縮めたいだけなので(笑)今日は短く。 経営計画を考える際、政治的・経済的・社会的・技術的観点から現状認識を始めるこ…

未来を語ること

むかし、未来予想図のようなものがありました。2000年代の未来は空中にあるハイパーループのようなものの中を乗り物が走り、クルマが空を飛んでいました。幼い私はワクワクすると同時に「本当かな?」と妙に醒めて見ていた記憶があります。 でも、2020年代に…