保険屋に未来はあるか?

保険業界ってどうなるんでしょうか?そんなことについて自分勝手な考えを淡々と呟くブログです。

保険代理店はリテール分野で生き残れるか

その2です。

保険代理店の競合はどこなのか?この様な質問をされたら保険代理店の方はどう答えるのでしょうね。保険代理店の規模によりますが、企業グループに属する代理店さんの企業保険分野を担当している方であれば「ブローカー」と答えるかも知れません。かたや個人保険分野を担当している方であれば大規模化している、所謂保険ショップを展開している「乗合代理店」と答えるかも知れませんし、今月から始まった「金融サービス仲介業者かな」と答えられるかも。さらに言えば自動車保険メインの代理店さんであれば「やっぱディーラー」と。

と言う様に、競合がどこか、を考える際には「企業保険」と「個人保険」を分けて考えないといけない訳です。一緒くたの議論は混乱するだけであまり意味がなさそうです。

因みに「個人保険」で言いますともう一つ強力な、かつ、悩ましい競合がありますね。保険会社そのものです。保険代理店にとっては悩ましい限りではありますが、保険会社にとっては待ちに待った機会、それがデジタル化が齎す世界なんだと思います。