保険屋に未来はあるか?

保険業界ってどうなるんでしょうか?そんなことについて自分勝手な考えを淡々と呟くブログです。

売れる保険屋と売れない保険屋

保険会社も含めて保険屋さんと言われたりしてた、気がする。最近はどうだろう。保険が売れる売れないの差は商品に依存するのか、マーケティングに依存するのか?もちろん商品とマーケティングをキレイに切り分けて評価することなんて出来ないが、ざっくり言えばこれまでの保険業界は商品に依存してきたような気がしている。もちろん消費者ニーズを汲み取るという意味でのマーケティングは行っていたとは思うものの営業職員や保険代理店(販社)が売り子であったが故に他業界ほどにはマーケティングを本気でやって来たとは思えない。だからこそ、損保ジャパンのようにエンドユーザーではなく販社であるビッグモーターのような会社の意向把握・確認だけは得意になってしまったのかも知れない。もっとも本件は損保ジャパンに限らず他の6社も似た者同志で、最後に踏ん張った会社、ガバナンスが効いた会社と効かなかった会社の違いでしかないと言ってもそれ程大きな間違いではない、と心の奥底では思っている。

所詮、保険屋さんなんだよな。リスクコンサルティングとか、リスクマネジメントとかかっこいい言葉で着飾ってもどこかに怪しさを見透かされているのかも知れない。

いま保険業界を揺るがしている、いくつかの事件が本当にお客さまのことを考えないとやっていけなくなる前の、最後の時代の最後の出来事であって欲しいと思います。