保険屋に未来はあるか?

保険業界ってどうなるんでしょうか?そんなことについて自分勝手な考えを淡々と呟くブログです。

生命保険って難しい?

最近になって生命保険を売り始めた古い友人がぼやいてた。

友人「生命保険商品って保険会社ごとに違うじゃん。損保も違うけど生保の違いってさ、それを知らないと保険会社規定違反になって処分を受けるような場合もあるんだよ。知ってた?」

私「知らないよ。商品の内容が違うとかそういう間違った説明をしちゃうとダメって話?」

友人「違うんだよ。生保って一次選択とかあって基本は面接募集が主流なんだよ。もちろん郵便のやり取りで終わる募集もあるけど絶対に契約者や被保険者と面接しないとダメな商品がある。これがさ、会社によって基準が違うから厄介なわけよ。商品ごとの面接・無面接の決まりをきっちり把握しとかなきゃいけないわけ。」

私「なるほどねえ。いまどきネット完結の保険商品もあるのに時代遅れな気もするけど」

友人「でもさ、処分されたら堪らんわけよ。規定を知りませんでしたって言っても処分はされるからさあ。一社専属ならまだしも、うちみたいな乗合代理店だと正直覚えきれないよ。」

私「でも、おたく比較推奨やってるから特定の保険商品を売るってわけにもいかんだろ。」

友人「会社の方針で3社に絞り込んでいるから乗合全部覚える必要はないけど、それでも商品のウリはもちろん、規定や事務処理を覚えるわけだから3社でも結構きついよ。だからさ、意向把握しながらできるだけ得意な保険会社の商品に誘導するわけ。みんなそんなもんよ。」

私「それって正しい意向把握になっているんか?」

友人「知らん。お客様対応シートは正しい意向把握をしたことになっているからな、大丈夫だろ。」

私「・・・」