保険屋に未来はあるか?

保険業界ってどうなるんでしょうか?そんなことについて自分勝手な考えを淡々と呟くブログです。

日本郵政グループ(雑感)

特別調査委員会の調査報告書を読みました。

ざっと流し読みした程度なので偉そうなことは

言えませんけど。

 

なんとなく「政治のおもちゃにはされるし、

売れる商品を機動的に投入できひんし、結構

辛いんやで。」感が漂っているように感じましたが。

 

でもですね、第10編「結語」は不祥事を起こす(自浄能力のない)企業への普遍的なメッセージのように感じられてわたし的には良い感じでした。

 

以下引用です。

 

終わりに、日本郵政グループで働く数多くの従業員の方々にとっても、今回の不祥事はこ れまで経験したことのない大きなできごとであったと思われる。ヒアリングやアンケートの 中で、「一部の募集人がしたことで郵便局の信用が損なわれ、自分たちも迷惑している。」「大 なり小なりこういうことは昔からあったことで、騒がれ過ぎではないか。」というような声も 一部にはあった。確かに、不適正募集に関与した募集人の数や、関係した郵便局の数は少数 と言えなくはない。しかし、アンケート回答者の約半数が「不適正募集を職場で見聞きした ことがある。」と答えており、多くの従業員が不適正募集の事実を知っていたものと思われる。 にもかかわらず、これまで、そのような多数の声が直接間接に上層部に届けられることはな かった。それにはいろいろな理由が考えられるものの、「見て見ぬふりをしていた。」という 声も少なくない。だが、「黙っていることは共犯」(アドバイザー出口氏の言葉【11/4 読売新聞「ダイバーシティー進化論」】)であり、身の回りの悪習については自らこれを正していくよう努力することが、改革の第一歩であろう。