保険屋に未来はあるか?

保険業界ってどうなるんでしょうか?そんなことについて自分勝手な考えを淡々と呟くブログです。

ディープ・ラーニング

東京大学教授であり、日本ディープラーニング協会理事長でもある松尾先生の講演を今月のとある日に聞きました。

以下資料からの引用です。

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究極的な変化

・人、もの、すべてにIDが付与される。データが統合される。

・マクロにみれば、自動化されていく(短期的には人との協調)

         ↓

サプライサイドとデマンドサイドが近くなり、短くなる。

         ↓

1.早くなる、安くなる

2.パーソナライズされる(個別化し、顧客満足度があがる)

3.顧客が諦めていたもの(もともと欲求として持っていたもの)が実現できるようになる。新しい付加価値が生まれる

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引用おわり

保険会社がめざすところに似ていませんか?私は松尾先生の話を聞いて自分の業界を言われているなぁ、と思いました。まぁ、どこにでも当て嵌まる普遍的な変化なんでしょうけど。

翻って、保険代理店さんが心配になってきました。先生の言葉通りで行けば存在する場所がなくなるんじゃないでしょうか?「サプライサイドとデマンドサイドが近くなり、短くなる」。様々な業種で経験済みである中抜きが可能になる(保険会社目線)ということをAI、DLの第一人者がおっしゃってるわけですよね。とした場合、保険代理店の選択肢はまったくなくなるのか?否か?

因みに保険代理店のみなさんは個人保険分野の手数料率が半分になってもやっていけるか検証していますか?そんなことないと確信して経営を続けるも良し、可能性はあると思って経営するのも良し。私だったら後者を採りますけど。

年内に始まる予定の金融サービス仲介業者の媒介手数料率がどうなるか。そこは興味津々だったりもします。媒介手数料率ベースなら保険会社の収支残率に貢献しますが、保険料下げるのかな、とかですね。GWは引き篭りが推奨されているらしいのでその辺つらつら想像して過ごします。

で、感染予防をしっかりしましょう。

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