保険屋に未来はあるか?

保険業界ってどうなるんでしょうか?そんなことについて自分勝手な考えを淡々と呟くブログです。

横断的法制

先日も触れましたが「金融サービスの提供に関する法律」で、複数の金融仲介業をワンライセンスでできるようになります。

 

このことにどれほどのインパクトがあるのでしょう?

 

個人的には、当局は中立的なアドバイザーをずっと作りたがってると感じています。改正保険業法もその目標に近似させようという試み(まぁ他にもいろいろ理由はあったのでしょうけど)だったようにも思っています。でも、相変わらず保険代理店は所属保険会社の下、インセンティブやら手数料やらで、ちっとも顧客の最善の利益を追求しやしない。「そんなら、新しい仲介業者作るねん。手数料は開示な。」

 

で、最初の問いに戻りますと、インパクトありありじゃね、そう思っています。保険代理店のみなさん、ハズレることを祈っていてください。。。

 

なぜって?だって、保険代理店の中でまともに保険を提案できて、保全や万一のときにきちんとした対応を取れる人ってとても少ないのです。損保も生保も、そして資産運用も、なんて世界はいまの保険代理店には無理です。なので、新たな金融サービスに任せることになるんじゃないかな、そう思うわけです。

 

その為か、顧客本位のワーキンググループでも何故か「横断的法制」が俎上に乗って来ました。えぇ、ここでもワンライセンスかも、なのです。

 

2年後には新制度が始まっていると思います。ですから、3〜5年経ったその時に予想が外れていたら、保険代理店に「まだ未来はある」ってことで。