事業再編とやら(その1)
米カーライル、日本に1兆円超投資へ 企業再編増にらむ (日本経済新聞 8/12)
米大手投資ファンドのカーライル・グループは日本企業に1兆円超を投じる。新型コロナウイルスで社会構造が変わり、大企業の事業切り出しや上場企業の非公開化といった再編が増えるとみている。1件で数千億円に達する大型投資にも対応できるようにする。
(引用終わり)
7/31に経済産業省から「事業再編研究会報告書」というものが公表されまして、やけにタイミングが良いなと思った次第。単なるゲスの勘繰りなんでしょうけど。
私の年代からしますと乗合代理店って企業内代理店だったりディーラー代理店だったりのイメージが強い訳です。とくに企業内代理店かな。今どき流行りの乗合ショップじゃない訳ですね。これらの代理店は今でも企業グループの職域と管財物件を基本的には押さえていますから生保第一分野は構成員契約規制ルールでアンタッチャブルではあるものの、基本は競争者もいない中でやって来ているんではないでしょうか。
で、それと「事業再編研究会報告書」がどう関係するのさ、ということになる訳ですけどね。まぁ、一度最初の方だけで良いのでご一読を。
杞憂であればそれに越したことはありませんが、どんな場合であっても、ワーストシナリオというものを想定しておくことは無駄ではありませんから。
事業再編研究会報告書
https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/jigyo_saihen/pdf/20200731_01.pdf